「夢」(目標)を確認して、それを「実現」する計画書!
経営計画書には下記の3つのポイントが明確に書かれていることが大切です。
1.将来のビジョン(姿)や取り組むべき課題が明確に書かれていること。
2.取組む内容が具体的に書かれていること。
3.現実的な予測に則した売上計画となっていること。
1~3を考える際に大切なのは、
現在の仕事の分析をして、自分の仕事の”強味”と”弱み”は?市場・需要・競合他社との関係は?を知り、自分が取組むべき課題を明確にする事です。課題が明確になったら、その課題をどう解決するのか?が具体的な取組みになります。取組みによって売上・収益はどの段階でどのくらい増えていくのか?を数値で明確にします。
自分が夢(仕事)を実現するために何が必要なのか?を知り、外部環境(世の中のニーズや法律・税制改正等)や脅威(競合他社等)をリサーチする事で自分の立ち位置が明確になり、それが行動指針になります。
課題を知るための分析方法としては
SWOT分析+SWOTクロス分析、3C分析、5Forces分析など、色々な分析方法があります。インターネットで検索すると分析方法が紹介されているので、自分にあった分析方法を使ってみて下さい。
1~3が明確になれば、内容は下記の順番で書いていきます。
①会社概要(会社名・代表者名・住所・資本金等)
②どのようなことを行っている(行おうとしている)のか
③会社の状況(原状)の分析
④市場・需要・競合他社との関係の分析
⑤ビジネスモデル(俯瞰図)
⑥今後どのような経営をしていくのか、また、その目標(方向性、具体的数値)
⑦行動計画(アクションプラン)とスケジュール
⑧会社としての「損益」と「貸借」の計画(貸借≒資金繰り計画)
経営計画書を書き終えたら、自分で読んでみましょう!
今まで気づかなかった事に気づいたり、課題ややるべきことが明確になり、”頑張ってやり遂げよう!”という気持ちを再確認できるはずです。
次回は、金融機関に融資を受ける際の経営計画書作成ポイントについて掲載します。
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