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2019.11.02SDGsと社会起業家

SDGs(えすでぃーじーず)と言う言葉をご存知でしょうか?外務省のホームページには下記の記載がされています。

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます 。
(外務省ホームページより抜粋)

(国連開発計画HPより)

この17ゴールすべてに1企業や1団体が取組みをしている訳ではありません。1つの課題に取り組むこともありますし、1つの課題が他の課題とリンクして複数の課題に取り組むこともあります。

例えば、1.貧困をなくそう を目標に先進国が発展途上国からフェアトレードで輸入を行う事業をした場合、10.人や国の不平等をなくそ とリンクし、フェアトレードの品目が女性の経済的自立を助けるものであれば、5.ジェンダー平等を実現しよう にリンクしていきます。

そしてこのSDGsに関係するのが社会起業家です。

社会起業家とは、社会問題を解決するための活動を 、ビジネスの手法で取組み、継続的に事業活動を進める 起業家のことをさします。

経済産業省による によると、社会起業(ソーシャルビジネス)には、3つの必要な要件があります。

1.社会性・・・社会課題に取り組むことを事業活動のミッションとしていること
2.事業性・・・上記のミッションにビジネスの手法で取組み、継続的に事業活動を進めること
3.革新性・・・新しい社会的商品・サービスやそれを提供するための仕組み開発や活用

多くの人は働くことに何等かの動機づけがされています。その動機づけの1つに社会課題を解決したいとの思いを持つ人も多いのではないでしょうか?ただ同時に、社会課題の解決をビジネスとすることに難しさを感じる人も多いと思います。ご自身のやりがいが社会課題の解決にあるのなら、ビジネスにするのは無理だとあきらめずに、沢山の話を聴き、沢山の人と話をして、実現に向けて進むことが大切です。

大分県と大分県内民間インキュベーション施設連合体では、11月10日に「これからの企業とSDGs起業の事例紹介」と題して、シャボン玉石鹸株式会社の富村達也氏に講演をしてもらいます。

社会課題解決で起業をしたい方、新たに社会貢献事業を始めたい方、等々に向け、起業・新規事業のヒントになる講演会です、ぜひご参加ください。

詳細は↓セミナーチラシをご覧ください。

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